出品者は、1970年にキヤノンL2型を入手してから50年あまり、キヤノンのレンジファインダーファンとして過ごしてきましたが、終活の時期となり、処分を進めています。出品物は、キヤノ7型ボディと、フォクトレンダーのウルトロン35mm 1：1.7 アスフェリカル（ブラック）のセットです。キヤノン7型のファインダーは、35mm用フレームがとても見やすく、35mm専用として使ってもいいくらいですが、ボディがやや大ぶりなので、ウルトロン35mm 1：1.7 アスフェリカルのような太いレンズが似合います。
【キヤノン7型ボディ】出品物のキヤノン7型ボディのシリアルはNo.894764で、スリキズも少なく、外観はかなりきれいです。ファインダーは明るく、フレーム切り替えもスムーズです。出品物は、今まで何台も手にしてきた7型のなかで、二重像が最も鮮明でクッキリとしている一台で、暗い室内でもピント合わせが容易です。シャッターは各速に応じてスピードが変化（精度は不明です）していますし、セルフタイマーも動作しています。露出計も針が動いています（8枚目画像上段左をご参照ください）。金属製シャッター幕は、シワも少なく、かなりきれいな【フォクトレンダー・ウルトロン35mm 1：1.7 アスフェリカル（ブラック）】35mmレンズとしては鏡胴の太いウルトロン35mm 1：1.7 アスフェリカルのシリアルはNo.9040675で、ピントリングや絞りリング、ねじ込み式フード先端にスレがあります。メートル・フィート併記目盛りで、最小絞りは16です。レンズ内部はクリアですが、前後からのぞいたとき、少々拭きキズが見えます。マウントアダプターを介してソニーNEXで試写しましたが、非球面レンズ採用とは言え、開放絞りでは周辺で像がやや流れ気味で、絞るにつれて画質はどんどん向上します（見本画像は絞り5.6、ほぼ最短距離です。10枚目画像をご参照ください）。フードの上から装着する純正かぶせ式前キャップが付属します。
※すべて現状渡しです。テスト用フィルムを使ってフィルム送り・巻き戻しのチェックをしていますが、フィルムを使った撮影やシンクロのチェックはしておりませんので、すべて現状渡しでお願いします（クレームはお受けできません）。申し訳ございませんが、領収書の発行はいたしません。